昭和車2輪遊戯計画(ヘッド激闘編)
しばらくVキットを組んで、ナラシも含め走り回っていたダックス君。
ナラシも無事終わり、絶好調で走っております。
でもね~、キットを組んだままのツルシ状態で喜んでる私では・・・当然ないんですね。
どうせならOHも兼ねて細工してやろうと最初から企んでました。
と言う事で、今日は「昭和車2輪遊戯計画(ヘッド激闘編)」と題して、前から決めていたポート研磨をレポートしたいと思います。
前回バラシてから約600㌔走行ですから、何の問題も無くチャッチャと下りちゃいます。
ピストンヘッドやシリンダーの状態も全然状態が良かったですね。
まぁ、この次点で問題が発生しているようではお話にもなりませんが・・・。
前回、見てみぬ振りをして装着したヘッドの状態を見てみましょう。
ノーマルをばらした時はベッタベタのべちゃべちゃ真っ黒でしたが、キャブがそこそこセッティング出ていたらしく、EXバルブが焼けてます。
それでもナラシ中のマージンを取る為に、少し濃い目のセッティングだったはずなので、とりあえずセッティングの方向は悪く無いようです。
それにしてもカーボンの厚さが凄いっすね~。
調子を崩した状態だと、たとえノーマルだったとしても燃焼室はかなりヤバイ状態になります。
ロッカーアームのシャフトは8㍉ボルトで簡単に抜くことが出来ます。
シャフトを抜いてしまえば、そのままロッカーアームも外れてくれます。
あとはバルブをバラシて行きましょう。
バルブスプリングコンプレッサーがお高くて購入する事ができなかったので、シャコ万と塩ビパイプを使用してバルブをバラシます。
塩ビパイプをくりぬいて、バルブコッターを外せる様にしておいて、あとは縮めるだけです。
自作工具でも作業は問題なく進みます。
原付のエンジンですからね、スプリング事体も固くないので楽勝です。
自作コンプレッサー(約1,000円)VS某バイクパーツメーカーコンプレッサー(約8,000円)、結果は見えてますわね。
私は迷わず自作です。
どうせ金を掛けるなら、車に掛けてやりましょう。
ここまでチャッチャと進みすぎて、なんだか物足りないですね~。
今回はヘッドOHも兼ねているので、バルブまわりもしっかり仕上げたいと思います。
強化バルブスプリングは組み込みますが、リテーナーはノーマルを使用します。
チタンやアルミもありますが、高額なので今回は見送りです(T△T)
次回は絶対組むぞー!。
ひでぇ、ひどすぎる w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!!
右がINで左がEXですが、思ったよりINバルブがひどい。
なんかものすごいカーボンの量で、これだけでも吸気面積が取られてそうな気がします。
EX側は予想通りかな。
チューニング後の燃焼温度で、程よくこんがりと焼き固められたEXバルブのカーボン。
こりゃ落とすのに骨折りそうだなぁ・・・(´д`)
とりあえず今回はケミカルに頑張ってもらいたいと思います。
使うのはコレ。
もうエンジン洗浄では言わずと知れた定番中の定番商品です。
アストロプロダクツで販売してます(1,365円税込み)
コイツを熱湯で溶いて、ヘッドやバルブを漬込みたいと思います。
まぁ、ヘタに削って傷つけるより、よっぽど楽に綺麗にカーボンを落とせます。
良い時代になったもんだなぁ・・・。
とりあえず今日はココまで。
次回はバルブの研磨とポート研磨、組み込みをレポートしたいと思います。
今回はあくまでも前準備ですから、本番は次回ですね。
ビシッっと決めて、気持ち良いエンジンに仕上げたいと思います。
私と同じようにホンダの横型エンジンを改造しようと思っている方の参考に、少しでもなればと思います。
次回もお楽しみに♪~ヾ(゚-^*)⌒☆
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管理人様>こんにちは~バイクのエンジンはこんな風になってるんですね~!面白いです!私もクレスタのエンジンOHしたいな...(笑)
投稿: たかのり@ワンカム | 2006年9月22日 (金) 10時02分
たかのりさま>ようこそいらっしゃいませ(*゚▽゚)ノ
この型のエンジンは非常にシンプルで改造しやすいので、まさにプラモデル感覚で組めちゃいます。
私も1Gを開けてみたいとは思いつつ、かなり面倒な思いをしそうなので今のところ敬遠してます。
まずは実験台になるポンコツ1G-Gでも持ってきて、整備書片手に全バラの勉強しようかなぁ???
投稿: NOB@坂井 | 2006年9月22日 (金) 17時22分