昭和車的日常ネタ(メンテナンス其の三)
11月ももうスグ終わり、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私はと言えば、忙しすぎてブログ更新もままならない状況です。
イーグル君の車検も間近なので、やらなきゃいけない事がデカ盛り状態です。
忙し過ぎて、俺死んじゃうんじゃないのか?
な~んて言ってる人間に限ってピンピンしてるモンなんですよね。
今年もあと1月ちょっと。
寒さに負けず頑張りましょう!
今日は「昭和車的日常ネタ(メンテナンス其の三)」と言う事で語ってみたいと思います。
なんだかんだとメンテに忙しいセダン君。
購入当初からみると随分調子も良くなって、毎日元気に走っております。
っと一つ調整し忘れていた事が。
ずっと感じていた事なのですが、アクセルのツキや吹け上がりがちょっと鈍く感じるんです。
この感じ、多分点火時期が遅れているんじゃないかなぁって気がするんです。
と言うわけで、点火時期の確認と調整をしていきたいと思います。
タイミングライトです。
バッテリーから電源を取って、クリップをプラグコードに挟んで装着完了。
コレばかりは無しでは作業が進みません。
適当な点火時期調整は絶対にしないで下さい。
調整ミスは最悪エンジンブローを起こしてしまいますので、必ずタイミングライトを使用し純正の指定値を基準にして下さい。
整備書によると、
アイドル進角カット時 BTDC10/800rpm
アイドル進角時 BTDC12~16/800rpm
以上が純正基準値という事です。(o-´ω`-)フムフム
さぁ現状はどのようになっているのかチェックしてみましょう。
まずはエンジンをちゃんと暖気して、アイドリング回転を基準の800rpmに調整し直します。
次は進角カットするためにデスビ(脇のダイヤフラム)に入っているバキュームホースを抜きメクラをします。(写真中央の赤丸部分) そしてタイミングライトをクランクプーリーに当ててみると・・・
BTDC7/800rpm ( ゚д゚)ンマッ!!
やっぱりなぁ~、3度も遅れてるよ~オイ。
重ね重ね、色々な箇所が狂っていますね~。
どうりでエンジンがのんびりしていると思ったよぉ。
ワンカムと言えども、もうちっと元気なはずなんですよね1Gは。
欲張って基準値より進めたくなりますが、ここはスケベ根性を出さずにきっちりと純正値で調整します。
そして進角カット時の調整が完了したら、先ほど抜いたホースを元に戻します。
進角時のタイミングを次は見てみましょう。
そして再度タイミングライトを当ててみると・・・
BTDC14/800rpm GOOD☆( ゚Д゚)b
OK!基準値内にしっかりおさまってます。
これで調整完了。
点火時期はエンジンフィールやパワー感にとっても重要なポイントなので、しっかりと基準値に調整してあげましょう。
調整後のアイドリングから違いました。
今まで多少動揺が残っていましたが、殆ど消えました。
スルスルスルと、と~っても安定してます。ヽ(*゚ω゚)ノ ヤッターッ
いやぁ~ホント嬉しいですね~、コレは。
また浅いアクセル量での加速が更に良くなって、全開加速では確実に調整前よりもスピードのノリが良くなりました。
100㌔までの到達時間は確実に短くなってます。
たかが3度の調整でしたが、思ったよりも良くなってます。
って事は、今までの歴代オーナーはそれだけ狂った状態で乗っていたという事です。
あ~もったいない!!
きちんと調整すれば、ワンカムでもこんなに元気に走ってくれるのに!!
改造できる箇所の少ないワンカム1Gですから、しっかりと本来の調子を出してあげましょう。
あ~ドンドン調子が上がってくれて嬉しい限りです。
こうして考えて見ると、購入当初はすごい状態だったんですね。
色々と探ってみてはっきり判りました。
さぁ目指せ燃費リッター11㌔/ℓオーバー。
もう少ししたらスタッドレスに交換しなきゃいけません。
冬って憂鬱だぁ~。
雪の降らない地域に引っ越したくなる今日この頃です。
また次回もお楽しみに~。(●゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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