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2013年11月 4日 (月)

昭和車的改造計画(水温管理編)

11月4日、祝日の今日皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
ここ新潟は雨模様。
お休みになると雨が多く、相棒もお休みです。
という事で、電動ファンの続編をアップしたいと思います。

 

 

今日は「昭和車的改造計画(水温管理編)」という事で語ってみたいと思います。
文章が多くなりますので、特に興味の無い人はスルーして下さいね。

 

 

エンジンにとって、水温は非常に重要なポイントです。
低すぎても高すぎてもダメ。
高すぎれば当然オーバーヒートでエンジンを壊しますし、低すぎるとオーバークールでエンジンのシリンダーブロックやピストンのクリアランスが変わり、状況によってはエンジンにダメージを与えかねない。
当然燃焼状況にも影響しますし、燃調も変わってしまう。
エンジンは基本的に適温があるので、通年全ての状況下で適温範囲内で回せる事が一番良いんです。
サーモがダメになって開きっぱなしで、走ると水温が下がっちゃうって人は早々に治しましょう。
オーバークールは百害あって一利なしです。

 

 

現状、電動ファン化してバイパスをテスト走行してみたところ、外気温25度の少し蒸し暑く感じる夜で水温計は92度~93度。
特に負荷を掛けるでもなく、前走車に90㌔前後で追従している状況。
ん~、少し安定している温度が高めな気がしますね。
私の理想としては80度真ん中間位で安定して、負荷を掛けて90度台アタマ位までが理想。
外気温25度の夜、一定走行で90度台前半は少し理想よりも高い気がします。
ラジエターはノーマルのままなので熱量は変わらないですから、放熱限界は変わらないはずですが走行風の抜きも良くなったことですから、もう少し低めで安定させたい。
私が相棒を製作するにあたり、状況を選ばず全開走行できる事が大前提。
水温気にしてアクセル緩めてるようでは、問題外ですからね。

 

重ねて言いますが今回はラジエターをノーマルのまま使用してます。
GX61用のラジエターは決してノーマルNA2000CCとしては小さくはないと思うので、容量不足ということは無いと思います。
走行時の安定温度を変えるには、サーモスタットの開弁温度を変更する事が基本。
まずテストとして、市販のローテンプサーモ(開弁温度71度)のものをテストしてみましょう。
ノーマルで入っているものは88度。
ノーマルでは常に回り続けるカップリングファンなので、設定温度が高めなのかも知れませんね。
自論ですが極端なローテンプはあんまり意味が無いと思います。
ですが今回はあえてテストという事で入れてみようと思います。
サーモ適合はEP82、91系の4E、5E用のものが合います。
P9060001
装着後のインプレですが、外気温20度の涼しい夕方で安定温度が75度前後。
明らかに下がりましたが、完全に下がりすぎです。
多少負荷を掛けて80度近くまで上がっても、あっという間に走行風で冷やされて下がってしまいます。
やはり極端なローテンプは必要ないという事が結果に出てますね。
こんな温度で乗ってたら燃費も悪く、パワーも出切らないでしょうね。
ローテンプを入れなければいけない様な水温の車なら、ラジエター容量を少し大きいものに換えてあげる事がベストでしょう。
サーキット戦闘機だった私のEP82Tもアルミ大容量ラジエター入れてましたが、サーモはノーマルでした。
やはり極端なローテンプサーモは必要なし、これが結果です。
 

 

次は本命のサーモ。
P9120014
これはトヨタ純正EP82用で開弁温度82度。
社外のサーモは極端に温度設定が低いものが多く、値段も高い。
だとしたらあとは純正を流用するしかないですよね。
かつて乗っていたEP82用はちょうど82度設定。
絶妙な設定温度です。
この6度の違いがキモですよ~。
値段も社外からみたら3分の一以下です。

 

 

装着度のインプレですが、外気温18度の夕方で安定温度82~84度。
狙い通りドンピシャきました。
ガツンと全開にしても上がって87~88度で、すぐに走行風で冷やされ安定温度に下がります。
外気温が低いせいもあって、90度までも届きませんでした。
コレくらいなら、夏の外気温が高い時期でも良い感じに安定させれそうです。
わざとアイドリングで回転を上げ水温を上昇させて、電動ファンを作動させてみましたがあっという間に下がってきます。
ラジエター容量、電動ファンの風量、全てバッチリですね。
狙いの80度真ん中よりも若干低めですが、気になるようなら寒い時期だけラジエターをほんの少し隠してやれば完璧だと思います。
まぁ私の場合、真冬は乗らないので問題ないと思います。

 

 

あとは電動ファンのコントロール設定。
私は左右を独立駆動するように設定してます。
任意で温度設定するわけですが、私の場合は冷却水入り口側を90度駆動~87度オフ。
出口側を92度駆動~87度オフ。
微妙ですが駆動温度を2度変えてます。
常に引き続けるカップリングと違い、電動ファンの場合は温度が上がってから冷やす方式。
という事は設定温度で駆動しても、下がり始めるまで若干の温度のオーバーシュートが発生します。
それを想定して温度を設定しないと、短時間でも水温が上がりすぎてしまう状況が発生します。
安定度優位のカップリングと同等の水温安定を狙って、この辺は設定してます。
当然、季節や状況によっては設定値を変えることは十分に考えられますが、コントローラーで自由自在に設定を変えられますんで問題なしですね。
今の設定で、2機のファンが同時駆動する事は殆ど無く、1機で大体安定できてます。
これで一通りセッティング完了です。

 

 

今回の電動ファン化で注意した事は、純正のバランスを出来るだけ崩さない事。
純正は本当に良く考えられて出来てますから、あくまでも純正のバランスを崩さない事が一番のポイントです。
その上でフリクションロス軽減させる事。
単純に電動ファン化といっても、やらなければいけないことが沢山あるので簡単ではないですね。
完成後のエンジンの反応を感じて、私自身は大満足です。
また一つ、理想の形に近づけることが出来ました。
これからも、こだわり続けていきますよ~!

 

 

色々と難しい事を長々書きましたが、普通に乗っている方なら電動ファンにするメリットは殆ど無いと思います。
エンジンに特に拘りがなければ、純正のままが一番でしょう。
この辺は管理人流という事で製作、アップしてみました。
今回は長い文章、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~

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