昭和車的改造計画(ジャンクは宝の山編)
6月の第一土曜日の今日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は毎年恒例の新潟県長岡市で開催される「昭和のくるま展示会」の日です。
でも私は残念ながら、息子の保育園の運動会と重なり見に行く事ができませんでした。
まぁ、親父としては子供を撮るカメラマンの仕事があるので仕方ないですね。
今日は「昭和車的改造計画(ジャンクは宝の山編)」という事で語ってみようと思います。
先日、特に欲しいものも無かったんですが某中古部品屋さんを覗いてみました。
タイヤ、ホイール、オーディオその他色々。
こういったお店は眺めているだけでも楽しいもんです。
昭和車に使える部品なんてほぼ皆無に等しいので、いつも眺めるだけ。
私の本命はいつもジャンクコーナーなんです。
そしてその日も何の気無しに眺めていたら、他のどうでも良いようなジャンクに紛れて1本のステアリングがありました。
はっ!私は一瞬で気づきましたよ。
モモのジルヴィルヌーブモデルだと。
おぉ~、長い間探していたステアリングだ!
残念な事にサインのレタリングが消えてしまってますが、間違いなくヴィルヌーブモデルです。
写真には写りませんが、うっすらと残ったレタリングでも確認できました。
なんてラッキーなんでしょう。
昔、F-1レーサーモデルのステアリングが数種類ありまして、私はそのシリーズを特に好んで所有してます。
メジャーなところではジャッキースチュワート。
コピー商品まで出てますからね。
他、ジャッキーイクス、クレイレガッツォーニ、ロニーピーターソンを所有してます。
ニキラウダ、マリオアンドレッティは未だ持ってません。
そんな中、私が一番尊敬するレーサーのジルヴィルヌーブのモデルがどうしても見つけることが出来てませんでした。
某オクで出品されているのは見た事ありますが、中古で2万なんて出せません。
いつか見つかれば良いな~なんて思っていたら、地元の店のジャンクに転がっているなんて!
価格は2千円。
革も状態は悪くなく、全体に汚れていたので軽くクリーニングしてOK。
掘り出しものでした。
実は私が所有するロニーピーターソン以外は全てジャンクからの掘り出しもの。
まぁ、最近の若い店員さんには、この年代の品物など正体もわかるはずも無く、ただの古いステアリングという扱いなのでしょうね。
それに最近はエアバックやステアリングスイッチなどで、社外のステアリングを入れる人もほとんど居ない。
需要も無いので、ジャンクにポイ。
私的には「待ってました!ごちそうさま」って感じです。
今までのロニーピーターソン
形、太さ共に、シリーズ中、一番好きなモデル。
2本持っているロニーのうちの1本で、レタリングOK、ステッチの状態もOKなのですが、革に傷あり。
まぁ気にせず今まで使ってきました。
知らない人がみると、「ナルディ」と90%は間違われます。
そしてジルヴィルヌーブ
革の減りはロニーよりもあるけど、十分に使用できる範囲です。
ロニーよりも若干細めのグリップに、グリップの裏には指のかかるくぼみがつけられています。
他のモデルは真円のツルッとした形なのですが、ヴィルヌーブモデルのみコブ状になってます。
それがまた使いやすくて良いんですね~。
本来ならばセンターパッドも着くんですが、欠品。
センターパッドの形が嫌いな私は、あっても着けないのでコレでヨシです。
形状としては穴のないプロトティーポなので、そんなに珍しい形ではないですね。
まぁそこはあえてのヴィルヌーブモデルという事で。
本当にマニアな方なら「ホーンボタンがアバルトじゃね~かよ」という突っ込みが入ると思いますが、私はシリーズについていたホーンボタンのデザインが好きではなく、あっても高額という事で避けてます。
そしてこのサソリのデザインが昔から好きなので、使ってます。
あえてのハズシです。
黄色地にMOMOや跳ね馬のボタンも持ってますが、この内装には合いませんもんね。
ステアリングは個性が出ますね。
小さいのが好きな人やウッドが好きな人。
好き好きで楽しめば良いんじゃないでしょうか。
こんな古いステアリングが似合うのも、昭和車の特権かな。
なんだかんだで今回も拘っちゃいました。
こういう小さい部分も楽しめてこその昭和車かなと思います。
やっぱり昭和車って最高ですね~。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~
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