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2016年7月24日 (日)

昭和車的改造計画(昭和車刷新プラン第二弾)続編

7月第4日曜日の今日、皆さんはいかがおすごしでしょうか?
子供たちは夏休みに突入し、ココ新潟も梅雨明けし、夏本番です。
早速の真夏日にグッタリ。
まぁアツイ夏も、目一杯昭和車を楽しみましょう!

 

 

 

 

今日は「昭和車的改造計画(昭和車刷新プラン第二弾)続編」という事で語ってみようと思います。

 

 

 

 

前回はミッションを載せるぞ~って所までアップしましたね。
今回はその続きという事で行ってみようと思います。
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ミッションのマウントブラケットも全く加工無しのボルトオン。
ミッション短縮加工のお陰でボルト位置も問題無し。
じゃあ、アル6は全く問題なく積めるんじゃないかと思った人、甘いです。
良い位置で組めそうなんだけど、フロアトンネルにミッションが数箇所当たります。
R系ミッションほどフロアトンネルを叩く必用はないんですが、ミッションにあわせて数箇所叩く必要があります。
こればかりは組んで合わせて、外して叩く、組んで合わせて、外して叩くの繰り返しですね。
結構大変な作業です。
まぁもともと違う車のミッションなんだから、これくらいは想定の範囲内です。
切った貼ったをしないだけ、ありがたいって感じですね。

 

それ以外は問題なく、メーター、バックスイッチ(これは左右反対になりますが、配線延長でOK)もクリア。
ペラシャの角度も合格。
狙ったとおり、アル6搭載成功しました~ヤッタネ!。
ここで一言断っておきますが、あくまでも短縮加工されたミッションだからある程度すんなり搭載できましたが、これが短縮加工されて無いとすると、かなり大変な作業が待ち構えてます。
ボディ切断、内装加工、マウント加工とかなり作業が増えます。
そのままのアル6では簡単には乗りませんので、安易なアル6スワップは絶対オススメしません。
特に6速拘らなければ、W系5速で十分だと思います。

 

 

さぁ、気になるアル6のインプレと行きましょう。
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私の相棒はファイナルを純正4.1から4.3へ変更、リヤタイヤ205/50R15です。
タイヤ外径ファイナル含めて、もともとの純正メーターの誤差+8~9%(実測した結果加味)と考えます。
そして今回のアル6はメーターギヤの歯数を誤差を減らすように変更してます。
実走行計測にはソアラまー君のスペシャルヴィヴィオ君におねがいしました。
ちなみにヴィヴィオ君のタイヤ外形誤差を計測したら約5%弱遅い表示でした。
2台で実測比較してみると、現在の相棒のメーター誤差は1~2%程度という事がわかりました。
(あくまでも実測しての計算なので、メーターテスターでの値ではありません)

 
 

以上を踏まえての考察です。
今までのW55で7000回転時で大体メーター読み1速60㌔2速98㌔3速145㌔位です。
誤差修正して1速55㌔2速90㌔3速㌔133㌔位です。
でアル6だと(誤差計算後)1速49キロ、2速88㌔3速127㌔となります。
こうして比べてみると1~3速は大差無い様に感じますが、色々なところで言われている通り、6速にしては2速に対して1速が低すぎ、3速が高すぎるというのも確かに当てはまってます。
これは要改善点だなと思いますね。
1速がこんなに低い必用は無く、3速はもう少し2速を迎えに行く近さの方が、加速で有利だと思います。
エアコン回して乗車人数も多く、荷物も積んでるような状況だとこのギヤ比は結構良い感じだと思いますが、6速クロスミッションとして考えると少し変なギヤ比ですね。
まぁアルテッツァの場合、車重がAS200で約1310㌔で相棒が1245㌔。
車重がFRNAにしては結構重い事も考えると、実用上の燃費や乗りやすさを考えての1速なのかなと想像します。
現に1速が結構低い分、走り出しは楽チンですからね。
1~3速はW55とそんなに変わりませんが、かなり違うのは3速からの4速5速6速。
3速からの4速5速6速はかなり近くクロスされていて、高回転釘付けで加速できます。
この辺は6速らしさはかなり楽しめますよ~。
気持ちイイネ~って感じです。

 

全体的に考えてみると、1~3速まではクロス感は薄いけど、若干低速寄りになっている分加速感は楽しめます。
3~6速に関しては結構クロスしているので、6速らしさは十分に楽しめると思います。
ちなみにこの1速のギヤ比だと、皆さん大好きなノンスリ(円かき)では1速の守備範囲が低すぎてやりづらいと思います。
吹け切りすぎて、1速の伸び感が足りません。
W55+4.3ファイナルの時の方が、ずっとやり易いはずです。
あとはまだ0-100㌔のタイムは計ってませんが、速くなっている事もほぼ無いと思います。
W55で2速レッドゾーンまで引っ張りきってしまった方が速いな多分。
それでも実戦的に走ってみると、コースに合わせて結構ギヤが選べるので戦闘力はなかなか高いかも。
あと各ギヤでのピックアップが良くなっているので、体感的にはイイ感じの加速感があります。
実戦的な速さを求めている私のような人間には結構向いているかもしれません。
ただ、色々なコストを考えてみると、W55ミッションからの載せ換えのメリットは、そんなに多くは無いかもしれないですね。
やはり、その車にノーマルで合わせてあるギヤ比は、結構バランス取れていると思います。
6速も、もともとの5速とそんなに変わらないので、クルージング時の回転数も特に低くなってませんしね。
あと余談ですが、W55よりもJ160の方がミッションが軽いそうです。
5㌔位違うかもということでした。
6速なのに結構軽いミッションなんですね。

 

 

まぁマニアックな話は置いておいて、昭和57年式で6速にゲートがあるこの異様さはある意味楽しいですね。
GX61にそんな事してどうすんの?なんて言われそうですが、見た目じゃなくこういう機能や性能に拘るところが、当館らしくて良いんじゃないかなと思ってます。
これからも新しいソースでアップデートして、より快適により高性能をめざして日々進化を目指して行きます。
男、自分のスタイルを貫きます!
さぁ次は何を狙っていこうか。
いや、その前に貯金しなくちゃね。
頑張りま~す。

 

 

 

 

念願だったミッションを完成させて最高の気分です。
でもまだまだやりたい事が山積み状態。
これからも頑張っていきますよ~!
やっぱり昭和車って最高ですね~。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~

2016年7月17日 (日)

昭和車的改造計画(昭和車刷新プラン第二弾)

7月第三日曜日の今日、皆さんはいかがおすごしでしょうか?
夏がやってまいりましたね~。
どうやら今年は酷暑のようですね。
みなさんの昭和車の熱対策はいかがでしょうか。
エアコンを稼動しての夏のドライブは、昭和車のエンジンには酷なのでメンテナンスはしっかりやっておきましょうね。
快適ドライブは日々のメンテあってこそですよ~。

 

 

 

 

今日は「昭和車的改造計画(昭和車刷新プラン第二弾)」という事で語ってみようと思います。
今回は少しマニアックなので、機械的な興味の無い人はスルーしてね。

 

 

 

 

私の相棒イーグルは昭和57年式の正真正銘の純正5速車。
ツインカム24にはW55というW系ミッションの中でも加速仕様のギヤ比のミッションが搭載されてます。
ファイナルもノーマル4.1から4.3に変更している事もあって、かなり気持ちよくつながって加速して行きます。
ターボ車の場合はトルクがあるので割りとロングなギヤ比でもブーストが乗って車速の伸びが良いんですが、NAは(特に1G-Gは)トルクが薄いので、ギヤの繋がりが非常に大切になってきます。
私の場合はW55+4.3ファイナルで今まで十分に楽しめてきました。
街中での実用性もあるし、全く不満無くここまで来ました。

 

 

しかしアルテッツァのAS200(1G-FE搭載モデル)に6速ミッション(J160型)が当時存在する事を知ってから、いつか載せてみたいとずっと思っていました。
やはりギヤは多段であることでギヤ比をクロス化できるので、加速からクルージングまでを両立できます。
特に走りをやっている人ならギヤ比の重要性を判ってらっしゃると思いますが、無理なパワーアップよりもクロス化は加速に効果的なんですね。

 

 

ギヤ比って何という方に、ざっくりと説明します。
ギヤ比とはエンジン回転数に対して、タイヤが何回転するかの比率をギヤ比と言います。
簡単にクロス化を説明すると、各ギヤの比率が近くなる事をクロスすると言います。
近くなって何が良いのかというと、シフトアップした時の回転の落差が小さくなる事で、エンジンの出力の高い回転数を維持しながら加速できるという事なのです。
特に登りながら立ち上がって行くような、峠にありがちなシチュエーションではクロス化が威力を発揮します。
さらに多段であれば、細かくギヤを振り分ける事ができるので更に効果的。
注意点を挙げるとすれば、シフト操作が忙しくなるのと、サーキット等狙ったコースに合わないギヤ比にしてしまうとタイムアップどころかタイムダウンすることがあるので要注意。
またターボ車の極端なクロス化は車速の伸びを殺す可能性大なので、車を良く理解した上でギヤ比を決める事をオススメします。

 

 

本題に戻りましょう。
さぁ6速載せるにはどうしたもんかと思っているそんな時、GX71のハードチューンと気合の入った仕上げで有名な「七壱滑走組」さんがGX71クレスタにJ160ミッションを搭載しているのを発見。
いやぁ~やっぱりやってる方がいるんだな~と感動。
管理人の心はワクワク、もうやりたくて仕方ない。
クロスミッション大好物な管理人、もうムラムラ全開でした。

 

 

 

ここでアル6を載せるに当たって、一番の問題点がシフト位置。
W系ミッションに詳しい方ならご存知のとおり、W系ミッションには数パターンのシフト位置が存在します。
そしてGX61のW55とアル6(J160)では10センチほど位置が違うんですね~。
これはボディを加工するか、ミッションを加工するかで回避するしかない。
ん~難しい問題です。
他、ベルハウジングはAS200用でそのままいけるし、ペラシャも問題なし。
ミッションマウントはさすがに加工だろうな。
機械式メーターもどうしようか。
そんな事を考えて金欠もあってか早数年、計画を放置してしまいました。

 

 

そしてココにきて、短縮加工ミッションを譲って頂ける機会に恵まれまして、眠っていたミッションスワップの話がロケットスタート。
一番の懸案事項であったシフト位置の問題が解決できた事で、話がトントン拍子に進んでいきまして、もうこうなったらやるしかないと奮起したわけです。
やると決めたら話は早い。
未だ解決できていない問題点が数点あったので、七壱滑走組さんのお知恵をお借りし、またAE86にアル6スワップしている方のブログで勉強。
やっぱり先にやられている方々の経験談は本当にありがたいですね~。
大変感謝です。
そしておおまかなプランを持って、いつも相棒イーグルのチューニングからメンテまでをお任せしている「GRACE」さんに相談。
社長は大のチューニング好きな方で、イイネ~と快く受けて頂きました。
いつも私の無理難題を実現してくださる社長に本当に感謝です。
さぁ、作業開始です。

 

 

 

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外したW55ミッション。
走行34000㌔と程度は極上の部類。
ミッションオイルもマメに換えているので、状態には自信アリます。
最近はW系ミッションも少なくなって来ているので、結構稀少かもね。
暫くは保存決定です。
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今回搭載する、アル6ミッション。
さぁ上手く載ってくださいよ~。

 

 

 

 

っと今日はココまで。
作業後半と1G-G+アル6のインプレは次回です。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~

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