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2017年4月 9日 (日)

昭和車的日常ネタ(タイミングベルト整備編)

4月の第二日曜日の今日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
桜の季節がやってまいりましたね~。
春爛漫、良い季節がやってまいりました。
桜をバックに昭和車撮影会なんてイイですね~。
さぁ、安全運転でお出かけしましょう。

 

 

 

 

今日は「昭和車的日常ネタ(タイミングベルト整備編)」という事で語ってみようと思います。

 

 

 

 

今回のネタは昨年の11月の話でございます。
相棒イーグルと出会って11年。
26500㌔走行で購入して、今は34000㌔。
もともと走行距離の少ない車を探した事もあって、未だに3万キロ台です。
「チューニングの以前に整備」をモットーにしている私ですので、納車された時に一通り予防整備しておいたのですが、既に11年経過。
しっかり管理しているとはいえ、年数が経っているのでそろそろもう一度一通り整備するタイミングですね。
まぁトラブルを未然に防ぐための予防整備、定期整備は昭和車に限らず車には一番大事な事ですから、しっかりと整備ておこうと思います。

 

 

今回はタイミングベルトまわりを一通り交換です。
FRでなおかつ電動ファン化してある相棒なので、とっても整備しやすい。
最近の車からみるとエンジンルームがスッカスカですから、昭和車はイイですよね~。
外したタイミングベルトもウォーターポンプも綺麗そのもの。
まだまだ全然使えるレベルのコンディションで、普通に考えたらまだ交換しなくても良いレベルかもしれません。
ですが、私的には年数が経っているという事でコンディション云々以前に、問答無用で交換。
新品にしておけば、この先また暫くの間は安心してアクセル全開にできます。
やっぱり、しっかりと手の行き届いている車じゃなきゃ、アクセル全開にする気になりませんもんね~。
これでまた、安心して1G-Gを楽しめます。

 

 

作業は「安心と信頼の技術」のいつものGRACEさんにお願いしました。
ごく一般的な整備なのですぐ終るだろうと思っていたら、トラブル発生。
「ロアのラヂエターホースに行く部分のフランジとウォーターポンプの取り付け面から水が漏れるよ~」と社長から連絡。
えぇ~!?何で???
一通り新品部品を購入しての整備なのになんで漏れるんだろう???
あとラヂエターのロアホースに行く部分のフランジなんてまず外す事の無い部分なので、、なんでイキナリ漏れ出したんだろう。
謎だらけで私も困ってしまいました。
まぁ。漏れてるからにはしっかりと治さなければいけません。
とことん原因追求と対策を練りましょう。

 

 

ウォーターポンプの取り付け面からの漏れ滲みに関しては、新品ガスケットを買いなおして入れてみたものの止まらず。
今までは全く漏れていなかったのに何故か漏れる。
最終的にはエンジン前部のハウジングを外して各部点検してみます。
予想外の大掛かりな作業になってしまいました。
1
今まで使っていたウォーターポンプのメタルガスケットを良く見てみると、下部にガスケットの当たり面がしっかりと当たっていない部分(約2センチ弱)がある。
強く締めこんだ事でとりあえずは漏れなかったものの、明らかに当たり面がしっかりと当たっていない部分がある。
ガスケットの幅の半分まで当たっていないかな。
最終的にはウォーターポンプ取り付け面をストレートゲージで調べてみると、やっぱり平面ではない事判明。
結果考察してみると、多分新車当時はガスケットには紙ガスケットを使っていたのではないかと思います。
今はメタルガスケット。
きっちりと平面じゃない部分に紙ガスケットであればそれなりにシールできると思うのですが、今はメタルガスケットなので平面じゃない部分に密着しきれない。
以前整備してくれた方は元トヨタディーラーでベテランだった方。
ボルト類は規定トルクよりもかなり硬く締めこんであったらしい。
多分、この事を判っていて1Gのウォーターポンプは硬く締めないとダメという事で組んだのではないかと思います。
GRACEさんの社長さんは、しっかりと規定トルクを守って組む方なので、その規定トルクでは密着しきれずに漏れた様です。
ちなみに紙ガスケット説ですが、フロントのハウジング部とブロックの間も紙ガスケットが使ってありましたし、取り寄せた新品はメタルに変更されてました。
多分、紙ガスケット説は間違いないと思われます。
という事で、この取り付け面を面修正(0.2ミリ)掛けて組み直し。
面修正してくれたプロもやっぱり歪みが確認できましたという事でした。
規定トルクで普通に締めて、バッチリ完治。
歪んでいるからとキツく締めてたら、ハウジングにもダメージが行くでしょうし、もうハウジングの新品は生産中止ですから壊したら換えが効かない。
面修正でしっかりと治す事がベストでしょう。
この症状に関しては、私のは最初期の1G-Gなのであとの1G-Gでは無い事なのかもしれません。
あと、ハウジング外すついでにオイルポンプのガスケットも新品にしておきました。

 

 

そしてもう1箇所。
ロアのラヂエターホースに行く手前のフランジ部の漏れ。
これも謎だらけです。
一通り整備してクーラントを入れたらじゃじゃ漏れ。
今回の整備で外してもいないのに何で漏れるの?
こういうトラブルって古い車にはありがちなんだけど、ちょっとビックリ。
まぁ単純なフランジ部なのでガスケットを入れ替えて治るでしょう。
1_2
っと思ったら治らない。
???
こんな単純な部分が何で漏れが止まらない???
色々調べていったら、純正のボルトに曲がりはある事が判明。
多分、純正で組まれた時に、なんらかの理由で曲がったと思われます。
曲がったボルトなので規定トルクで締めたとしても、キッチリと面圧が出る前にトルクがでてしまう。
故に漏れたと考えられます。
これだと、もともと締め付けトルクが面にキッチリ掛かってなかった可能性がありますね。
じゃなければ、この部分を1度外した事があって、その時にボルト曲げたか、純正とは別の曲がったボルトを入れてしまったか。
にしても外した形跡が無かったので、純正出荷時が一番怪しそう。
念のため、ウォーターポンプ取り付け面の面修正のついでに、この部分も面修正をお願いしておきました。
そして新品ガスケットを入れて、曲がりの無いボルトを入れて完治。
さらに、しっかりと締めこんだときに、ボルトが真っ直ぐ当たるように工夫して頂いて完璧。
これでやっと完全に整備完了をなりました。
ちなみに、ロアホースの差込み部分のパイプも微妙に錆が発生してきていたので新品に交換しました。
この部分は錆で漏れが発生しやすい部分なので、皆さんも要点検ですよ~。

 

 

今回は思いもよらないトラブル発生で頭を悩ませましたが、色々とイイ勉強になりましたね~。
私も。国産車だからこういった部分は精度良く出来ているので普通に整備してあれば大丈夫だろうと安心しきっていた部分がありましたね~。
確かに、30年以上前となれば加工精度も今と違うでしょうし。部品も改良変更されて供給されているでしょうし、こういったマッチングトラブルあっても不思議ではないんでしょうね。
それに初期の1G-Gは結構トラブル出ていたというのも当時から聞いてましたし、今回は本当にイイ経験になりました。
手間と時間は掛かりましたが、徹底的にトラブルシュートしたので満足です。
適当にガスケット2枚重ねてガチガチに締めてごまかしたり、シール剤でごまかすのは私的にはNG。
トラブルが出る部分は、しっかりと純正よりも精度を上げて組みなおすというのがベスト。
一生物の相棒ですから、手間、時間、お金を惜しむような事はしませんよ~。
これでまた気持ちよく安心して、全開にできます。

 

 

 

 

やっぱり車って面白いですね~。
私もそれなりに車に関しては経験してきましたが、やっぱり日々経験と勉強なんだなと痛感します。
今回の件でますます車が好きになりました。
昭和車は楽しいな~。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~

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