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2017年6月 4日 (日)

昭和車的日常ネタ(名車の予感 編)

6月の第一日曜日の今日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
この週末、新潟は風が強く気温も上がらず、お出かけ日和とまではいきませんね。
雨が落ちないだけありがたいという所でしょうか。
かえって曇りの方が、昭和車的にはありがたいですけどね~。
強烈な日差しは、年数の経ったボディと内装には酷ですからね~。

 

 

 

 

今日は「昭和車的日常ネタ(名車の予感 編)」という事で語ってみようと思います。

 

 

 

「名車の予感」GX81マークⅡのキャッチコピーです。
私はGX61の他に父が乗っていたGX81マークⅡを譲り受けて、今現在も所有しております。
残念ながら、ナンバーは返納して車庫保管車となっておりますが、週一のエンジン始動やオイル交換等は欠かさず行っております。
返納から5年が経ちますが、今もセル一発で始動します。
今年もオイル交換のタイミングが来たので、同時に洗車と天日干しをしてあげたいと思います。

 

Gx81_1
平成元年式、GX81マークⅡグランデG。
色はパールストリームトーニング(22K)。
修復暦無し、ワンオーナー。
前期のみに存在した1G-GZ搭載車です。
標準ではグランデGにはリップスポイラーは着かないのですが、GX81は純正リップは必須でしょうという事で、新車購入直後に装着してます。
X81系はモデル全般をとうしてかなりの変更がされたモデルで、前期の途中に7M-G搭載車の追加、後期型で新型1J系エンジン搭載。
まぁバブル全盛な時代なので、かなりコストを掛けて開発されたのでしょう。
そんな中でも悲運の前期グランデGです。
 

 
なぜ悲運かというと、発売当初は最上級モデルでしたが途中7M搭載モデルが出た事で最上級ではなくなり、さらに後期型で新型1Jエンジン発表で過去の古いモデルの様な存在になってしまった。
特に後期の1Jの人気が凄くて、前期の1G搭載モデルは軒並み人気薄になってしまった。
確かに新型1Jエンジンは非常にこの車にマッチしたエンジンで、トルク、パワーともに十分で乗り味も良く、また3ナンパーというプレミアム感も手伝って爆発的な人気を博しました。
それに1.5トンまで増えた車重に2000CCの旧エンジンでは物足りなく感じていたのも事実。
さらにスーパーチャージャーは燃費が悪いという悪評が多く聞かれ、モデルの中でも不人気車となってしまいました。
でも実際では、私が乗った経験からすると燃費も通勤でリッター10キロ以上普通に走りましたし、加速も良くて、当時の悪評の様なことは一切無かったんですけどね~。
まぁ燃費は乗り方次第なので、これ以上はコメント不要ですね。

 

そんな今やマイナー車種なGX81前期グランデG。
GX61と比べると、隔世の感がありますね~。
高級感と重厚感が全く違います。
ドアの開け閉めだけでもはっきりと違いますし、走りだしてみると、ゆったり滑らかでとっても静か。
1クラス上の車に感じます。
車重が200㌔以上重くなったり、丸みの強いボディの割に風きり音が大きかったり、ブレーキの効きが弱かったり、まだまだツメの甘いところはあります。
ですが、この乗り味はもう4ドアサルーンとしては十分な完成感がありますね~。
Gx81_2
内装も非常に洗練されてます。
ドライバーを中心に囲むようなインパネ周り。
スイッチ類の使い勝手もよく、ボタンを押すとウィ~ンと出てくるスライドアウトエアコンパネルもまた面白い。
Gx81_3
GX71からの発展型のデジパネ。
これも結構見やすく出来てますね。
スーパーチャージャーの加給が始まると、タコメーターの下にSUPER CHARGERの文字が光ります。
実走行62000㌔。
正真正銘のワンオーナーです。
また、このモデルのシートが好きですね~。
高級感ある触り心地と、意外としっかりとした剛性感。
柔らかいだけのシートとは違って、安心して体を預けられます。
パワーシートだし、純正で肘掛もあるし、他にはTEMSやらオートドライブやら、とにかくGX61と比べると豪華装備満載です。
4ドアセダンとして考えると、もう十分な内容です。
最近のセダンと比べると、車内はかなり狭いです。
この辺は、バブル全盛期のセダンに共通して言える「居住性よりもスタイル重視」の典型ですね。

 

Gx81_4
 
Gx81_5
金を多用したエンブレムにバブルを感じますね~。
この判りやすい高級感(ケバさ)はまさにバブル。
私的にはあまり金を多用したエンブレムは好きではなかったけれど、今になればコレはコレでGX81らしいかなと思いますね。
最近の車とは違って、最上級グレードを買う特別感や満足感をこういった部分で感じる事が出来ます。
またスーパーチャージャーが着いてるぞっていう、特別な雰囲気の演出にも一役買ってますね。
誇らしげにエンブレムを掲げるのも、GX81までです。

 

あと我がGX81には一つ面白いオプションが着いてます。
Gx81_6
電動式のコーナーポール。
GX81じゃあんまり見ないオプションですよね~。
まぁ私的には使う機会はほとんど無い装備ですが、レアオプションとしてみると面白いかな。
GX81名物のサイドウインドウワイパーは未装着です。

 

このGX81もあとすこしで30年モノ。
確かにGX81は見なくなったもんな~。
当時あれだけ走ってたのにね~。
後期型でさえも見なくなってきたので、前期はもう絶滅危惧種かな。
一部、1G-GEU搭載車は人気があるようですけどね。
このGX81もいつか良いタイミングで起こしてあげたいと思います。
このままガレージに眠りっぱなしも可愛そうですしね。
今や稀少な直6ツインカムスーパーチャージャー。
乗ってみるとこれがまた気持ち良いんですよね~。
あ~また乗りたいね~スーパーチャージャー。
それまでしっかりと維持してあげなくちゃな。
フレッシュなオイルを入れて、ピカピカに洗車して、タイヤの空気を整えて、またGX81はガレージで眠りにつきました。

 

 

 

日本ももう少し車を維持することにお金が掛からない様になってくれればいいのにね。
そうすればもっと車を楽しもうという人も増えそうなものですが。
これから頑張ってGX81路上復帰貯金しようかな。
やっぱり昭和車って最高ですね~。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~

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