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2018年3月11日 (日)

昭和車的日常ネタ(冬の読書 最終回編)

3月の第二日曜日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今月に入って、急に春らしい日が増えましたね~。
特に厳しい冬でしたから、待ちに待った春到来です。
昨日、相棒も冬眠用のスタッドレスからマグナベに履き替えました。
さぁ昭和車シーズン到来です。
今年も安全運転で目いっぱい楽しみましょう!

 

 

 

 

今日も「昭和車的日常ネタ(冬の読書 最終回編)」という事で語ってみようと思います。

 

 

 

 

もう春到来なので、この企画も最終回となります。
最終回はコレ

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TECHイラストマガジン
「だれよりも速く走れる運転術 一般公道ハイスピード走行編」
昭和58年5月7日刊行です。
R30前期と、レイバンがダンディな男のイラストがこの時代を思い出させますね~。
当時はこういったHowTo本って多かったですよね。
そもそも「一般公道 ハイスピード走行」しちゃダメでしょ~(笑。

 

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うわぁー、トラストの広告が懐かしい~。
ポルシェの962Cだったっけ?
懐かしきCカー時代。
この頃の日本はまだまだ改造=違法の時代ですから、今よりもずっと改造のハードルが高かった。
ちょっとでも改造して車高が少し落ちてるだけでも警察に止められた時代。
今は本当に改造という意味では良い時代になりましたね。
金メッシュ履いたセリカツインカムターボも良いですね~。
フェンダーミラーと大きなロールが昭和感出してます。

 

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当時、国産初だったツインカムターボ(3T-GTEU)。
セリカやカリーナ、コロナに搭載されたんですが、本当に憧れたな~。
「鬼に金棒、ツインカムにターボ」なんてカリーナのCMでやってましたね。
新しいハイスペックな車種がどんどん出てきて、本当に国産車は華やかな時代でしたね。

 

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うわぁ~コスモターボだ~。
この頃のマツダは本当に個性的でしたね~。
先代のバリカンコスモAPも大好きでしたが、一気に新世代を感じさせる直線基調なこのコスモもカッコ良かった。
何より世界初12A型ロータリーターボ搭載で、「全域・全速ターボ」なんてCMのキャッチフレーズが今でも良く覚えてます。
角目4灯リトラクタブルも超個性的で、ルーチェレガートの縦目角4灯も含めてマツダらしいな~と思ってました。
それにしてもコレも足が柔らかそうだな~(笑。

 

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こんな感じでテクニックが書かれてます。
極基本的な事が書かれているわけですが、じつはこういった基本が一番大事なんですよね。
YOUTUBEなんかでスポーツカーやチューニングカー乗ってる動画なんかみると、びっくりするようなハンドルの回し方してる人って結構いますからね。
あとパワーウェイトレシオとゼロヨンタイムに注目。
意外と速い車が多いですよね。
この頃の車は本当に軽いですから、大したパワーが無くても思ったよりも走る。
車の軽さがいかに大事かという事が読み取れます。
パワーウェイトレシオはグロス値での換算と思われるので、参考になりませんけどね。
チラッと写っているランサーフィオーレターボがマニアック!

 

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この頃の一番人気なスポーツカーといえばやっぱりスカイラインRSターボですね~。
赤黒が本当にカッコ良かった。
セリカXXもツインカム24搭載し、セリカ、カリーナ、コロナはツインカムターボで武装。
日産と真っ向勝負な様相を呈してます。
ツインカムよりもターボを選択した三菱も、スタリオンターボをデビューさせます。
このスタリオンも個性的でカッコ良かったな~。
マツダのロータリー勢もターボ化で国産1級品の性能を誇りました。
TE71レビンは残念ながら2T-GをEFI化したことと車重が災いして思ったよりも速くなかった。
ですがこの形が大好きだったな~。
AE86よりも見た目はTE71の方が好みです。
この頃のボーイズレーサーでシティターボは外せませんね~。
スペック以上にマッドネスのCMのインパクトが凄かった(笑。
そうそう、この頃になると各社ターボ化を進めており、サニー、ミラージュ、ファミリアと軒並みターボ車がデビューしてます。
格上の車をカモにする、まさにボーイズレーサーたち。
しかしスターレットはKP61で旧世代の流れのまま。
後期ではEFI化になるもののターボ化は無く、ターボはEP71型を待たなくてはなりませんでした。
そうそうパルサーEXA、覚えてますか~?
コレは個性的だったな~。
このクラスというのは実用的に使える大衆車と言うのが前提にあるんですが、なんともスペシャリティなスタイルでデビュー。
2代目まで続くわけですが、この初代のインパクトは強烈だったな~。
はっきり言うと当時は嫌いでした。
ですが今こうしてみると、この斬新さがとってもカッコ良く見えます。
当時の私にはこのスタイルを理解できるほどの頭が無かったんですね、反省。
オマケにエンデューロの広告の長谷見さんが若い!。

 

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最後に背表紙。
当時を知っている方ならわかりますよね~730。
いわゆるテフロン系エンジンオイル添加剤です。
テフチューン等々、こういうのがどんどん出てきたのもこの頃。
効果があるか無いかは置いておきまして、懐かしいですね~。
テフロン系添加剤は今でも多く出てますが、この辺が走りかな。

 

そうそう、昭和といえば怪しげなものも結構多かった。
ガンスパークやらバビューン(ターボの加給音がするアイテム)やら、BBSをパクッた885ホイールキャップやら色々ありましたね~。
有名メーカーのパクリ商品も多かった時代。
結構、日本も昔はイ○チキな事してたんですよね。
それも昭和の残像です。

 

 

 

 

我が家にはまだまだ昭和や平成初期の雑誌がたくさんあります。
紹介しきれないので、また機会をみつけてアップしてみたいと思います。
当時の文化や雰囲気を知るには、最高のネタです。
次回更新もお楽しみに~ マタネッ(*^-゚)/~

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