昭和車的改造計画(排気検証 メインマフラー編)
4月の第4土曜日の今日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
早い方は黄金週間突入でしょうか?
特に今年は超大型連休になる方が多いらしいですね~。
っという事は、超昭和車三昧ということですね!
この連休も安全運転で、目一杯昭和車をたのしみましょう。
今日は「昭和車的改造計画(排気検証 メインマフラー編)という事で語ってみようと思います。
触媒ストレートまで60パイで前回は組みましたね。
60~50に絞って、明らかに抵抗があるにも関わらず、予想以上のフィーリングの良さにすこし驚きました。
もともとトルクの細い初期1Gですから、50パイが本当は1番トルクとパワーのバランスが良いんですよね。
もともと1番最初はトラストのタコ足から、フルデュアルで造られてました。
音も鳴きの良い様にわざと曲げ加工されてたり、結構凝った造りになってましたね。
音は皆さんのご想像通りで、甲高くて超爆音。
いわゆる族車の音ですね~(笑。
音の大きさは慣れてますが、ソレより音の質が私には合わなかった。
あとたしか48パイくらいだったかと思うんですが、フルデュアルだと低速スッカスカ。
超高回転仕様で、低速が無い分6000回転からレッドまでの吹け切り感最高。
もっと細いパイ数でフルデュアルなら良かったんでしょうが、太すぎです。
最終的にはバイク用のインナーサイレンサーで排気の調整して、大分乗りやすくなりました。
そしてフルデュアルを外した決定的な理由は、致命的重さ。
まぁ~当然パイプが2本連結してるわけだから当たり前ですよね。
走りを身上としている当館では重いという事は1番のデメリット。
重量増は車の運動性と著しく落とします。
その後50パイのストレートを入れたんですが、マフラーでかなり軽くなった事と中低速のトルクが復活した事で、、もの凄く楽にスピードが乗る様になった事を良く覚えてます。
マフラーって排気効率も大事ですが、見落としがちな重量も大切なんですよ~。
ちょっと話がそれちゃいましたね、本題に戻りましょう。
なかなかバランスの良い50パイストレートですが、タコ足が60ならメインマフラーも60で引きたくなるのが人情ってもんです。
空気の通り道に段差があるってだけで、我慢できない。
エンジンを加工した事がある人(特にポート)なんかは多分私と同じ病に掛かっているはず。
段差アレルギー(笑。
もう段差見ただけで、イラッとする。
丁度、メインマフラーのタイコも穴が開き始めてるし、今年車検もあるからどちらにしろマフラーは交換時期。
早速ユナイトさんにメイン60パイで注文しましたよ。
大箱2個目。
超久しぶりの新品マフラー。
やっぱり新品はテンション上がるなぁ~。
前回は某86系ショップのマフラーでしたが、今回はユナイトさん。
差込式ではなくフランジ式で造りも良い。
なにせ今までのマフラーがフィッティング超最悪でしたから、今回は大丈夫でしょう。
61セダン以来のストレート出口。
60パイデュアルです。
ストレートデュアルは王道ですね。
今までの中間と比較です。
やっぱり太さが10ミリかわると全然違いますね~。
これはかなり変わりそうな予感。
あと補足ですが、ユナイトさんのマフラーには触媒ストレートがついて来ます。
ですが純正触媒に合わせた造りになっておらず、純正触媒を使用できるようにするには中間パイプの延長加工が必要です。
またタコ足がシャコタン仕様になっていてボディに近くしてある場合、高さが合わないと思います。
その辺もフィッティング加工が必要になります。
早速取り付け作業。
フィッティングはバッチリでした。
当然、触媒にあわせた延長加工と高さを合わせるフィッティング加工はしてますが、大筋のフィッティングはバッチリ。
吊り位置もパイプ長も曲げも完璧。
前回のマフラーの悪夢が少しよぎりましたが、今回は完璧でした。
ココで管理人、凡ミスやっちゃいました。
取り付け後の写真撮り忘れたぁ~。
まぁテールエンドはわりかし低めの位置で、少しぶら下がり感があるかな。
好みとしてはもっとバンパーに近い位置に出したいところですね。
あとは定番な感じです。
出口だけなら、前のハネ上げハス切りの方が断然好みです。
では早速テストです。
フジツボタコ足+フル60パイストレートのインプレです。
まず、排気音がまた更に大きくなりましたね。
音質も太さが増して、50パイとは全然違います。
新品のタイコなので消音性能はかなり高いはずですが、予想以上に音が大きい。
特に全開音はかなりの音量。
ジェントルさは無いな。
走りの変化ですが、当然ながら高回転の吹け切り感は良くなりましたね。
6000以上でも淀む事なくレッドまで回ります。
エンジンがノーマルのままなので劇的に変化したわけではありませんが、とにかく吹け切り感は良いですよ。
10ミリの段差解消で、高回転での抵抗はかなり減ったはずです。
ですが4000~5000回転近辺はやはりメイン50の方が若干良いかな。
あと低回転のレスポンスが少し鈍くなりましたね。
発進しようかと軽くアクセルを入れても、50パイよりも反応が鈍い。
排気の量が少ない低回転では、流速が出ない分鈍くなっちゃっているんでしょうね。
高回転の抜けの代償として、コレは仕方ないですね。
でも、マフラーに関しては予想していたよりも変化は大きくないです。
予想ではもう少し違いがでるかと思ってましたが、
メイン50のままでも、60に換えてもどちらも結構良い感じでしたね。
GX61に搭載されてる初期1G-G。
最高出力160ps/6,400rpm
最高トルク18,5kg-m/5,200rpm
(以上グロス表示)
カタログスペックではありますが、この数値からしてみてもかなり高回転で性能が発揮されるエンジン仕様。
パワーグラフで見ると、やはり4000回転からの本領。
このエンジン仕様の高回転の良いところを目一杯伸ばそうとしているのがフジツボ。
本領発揮する前から全開まで、全域を良くしてくれるのがトラスト。
私はそんな印象を感じました。
まとめです。
今回、トラストタコ足+フル50パイストレートから、フジツボタコ足+フル60パイストレートに交換完了しました。
予想以上に性能変化がありましたね~。
全域トルクフルのトラスト+50ストレートに比べて、明らかに高回転仕様なフジツボ+60ストレート。
こうなってくると、あとはオーナーさんがドコに性能を求めているかでパーツチョイスが変ってきますね。
トラストタコ足+50パイは、本当にノーマルを全域良くしたようなバランスの良さ。
1000回転や2000回転っていう極低回転を除けば、ノーマルよりもパワーもトルク感も良い。
音もトラストらしい良い音だしますし、あとはコストパフォーマンスが最高。
十分に満足いくレベルにあると思います。
フジツボはやっぱりお値段が高い。
確かにタコ足としての排気性能の良さはレスポンス、音からしてハイレベルです。
さすが老舗マフラーメーカーのフジツボの迫力を感じます。
ですがトラストの3倍という金額からも、普通に手が出せるものではないですよね。
今回、タケシタさんがフジツボと共同開発ということで復刻再販となってくれたお陰で私も購入する事ができました。
まさかのフジツボタコ足復活ということで、本当にタケシタさんには感謝感謝です。
そういう意味では新品が手に入るだけありがたいので、金額の事を言うのは野暮ってもんですね。
高回転の吹け切り感、パワー感、もしくはフジツボ独特の排気音に拘る方なら、入れる価値有りです。
初期1G-Gの高回転をより感動的にしてくれるのは間違いないです。
数回に分けて、排気検証やって参りました。
私も色々な車を触ってきましたが、やはり排気系ってデリケートですよね。
ちょっとした違いでも変化が出てくるし、とにかくバランスが難しい。
できればもっと細かくパイ数を選びたいくらいですね~。
コレを見てくれた方が、これからのタコ足選びに少しでも参考にしてくれたら嬉しいです。
コレで排気検証最終回...。
実はですね~、もう一つ管理人やっちゃいました。
なので次回が本当の排気検証の最終回です。
えっ!もういいって?
そんな事いわずにもう1回だけお付き合い下さいましよ~。
っという事で、懲りずに次回もお楽しみに。
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