昭和車的日常ネタ(電気系統 強化編)
10月も中盤戦に差し掛かる今日、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
台風の影響なのか昨日、今日と少し蒸し暑い日となりました。
少し風は強かったものの、天気は穏やかで昭和車日和となりました。
短い秋を昭和車と楽しみましょう。
今日は「昭和車的日常ネタ(電気系統 強化編)」ということで語ってみようと思います。
GX81用格安リビルドオルタネーターで無事動かすことができた我が相棒。
先回のアップでも書きましたがこのままでは終わりませんよ~。
どうせなら、普通のオルタではなくアンペアアップを使いたいと思います。
もともとGX61のオルタネーターは70Aらしいです。
まぁ、昭和車で電装品も少ないですから60A、70Aくらいが当時としては普通ですね。
実際特に不具合もなく普通に使えてましたし、そもそもGX71と比べても電装品が少ないGX61なのでも問題はありませんでした。
ですがカップリングファンを電動ファン化してあることと、今後の改造、変更内容も視野に入れてアンペア強化をしていくことにしました。
メガオルタネーター.comさんのアンペアアップオルタネーターです。
今回は、ノーマルのオルタネーターの型番からアンペアアップできるか確認したところ、ノーマル70A→100Aが可能とのこと。
早速注文、無事品物が届きました。
やはり見た目はGX81のものと同じですね。
NDマークの入ったバックプレート。
GX61用ノーマルオルタと比較してみましょう。
次は、GX61ノーマル、アンペアアップ、格安GX81用で比較です。
左からGX61、アンペアアップ、格安GX81です。
見た印象は、右2個が大きく見えますが大きさはほぼ同じです。
オルタのシェルとプーリーがGX61用のみ違いますね。
3個すべてプーリーの大きさは同じです。
次にアンペアアップと格安GX81リビルドの比較です。
アンペアアップと格安GX81リビルドはほぼ同じです。
まぁコイルのパッキングが違うのが1番の違いでしょうか。
あと、この2個で違うのはプーリーを手で回した重さ。
格安GX81リビルドの方が軽く、アンペアアップの方が重いです。
これはアンペアアップ仕様の為、コイルの巻き数などで影響があるのかもしれません。
製品を購入すると、テストリポートがついてきます。
それを見てみると、最大アンペアで121A。
十分なパワーです。
ノーマルが低いので、これならかなり安定して電装品が稼働できるはずです。
早速装着、テスト走行です。
取付は当然ながらボルトオンです。
エンジン始動して電圧計を見てみると、14.2V前後で安定してる。
特に初期異常はありません。
ここで電動ファンを作動させてみる。
2機独立制御してますので、1機稼働と2機同時で動かしてみます。
さらにエアコンON。
加えてライト、フォグ点灯。
他あらゆる電装品を動かしてみるも、非常に安定して動いてます。
ノーマルではあった「何かを動かしたら他の電装品に影響がある」ということが無くなったので、明らかにアンペアアップが効いてます。
アンペアアップオルタで良く言われるトルクアップをチェックしてみましょう。
走った印象としては、トルクアップは一切感じませんでした。
バッテリーの状態がかなり良いということもあるとは思いますが、これに関しては全く体感0です。
これはいろいろな条件の違いがあるとは思いますので、我が相棒では体感0という事とご理解下さい。
今回はオルタネーターの故障修理から、アンペアアップオルタへの変更ということでやってみました。
私の場合はあくまでも故障からの修理ついででしたので交換してみましたが、アンペアアップの効果は体感できましたよ。
また今後の仕様変更などで電動パーツを導入していくと、確実にオルタネーターの容量の問題が出てきます。
そういった現代へのアップデートも見越して、アンペアアップオルタネーターを使ってみました。
予定外の仕様変更でしたが、また一つ故障のトラブルシュートができた事で不安要素を潰す事ができたので大満足です。
特に私は夜走行が多いので、強い味方になってくれるはずです。
転んでもタダでは起きないのが当館のスタイル。
少しでも進化できるものは進化させる。
それが昭和車を長く楽しむポイントじゃないでしょうか。
やっぱり昭和車って最高ですね~。
次回更新もお楽しみに。
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山形の51クレスタ乗りです。オルタネーターは51も61と同じなんでしょうか?51はワンカムだから81のは流用できないですかね?
投稿: 51クレスタ | 2020年10月22日 (木) 17時22分
51クレスタさま>ようこそいらっしゃいませ(*゚▽゚)ノ
オルタネーターですが、GX51とGX61の違いというよりも、ワンカムとツインカムで違いがあります。
取付部の形状が違うので、ツインカム用をそのままポン付けで流用は難しいと思います。
私も以前GX61セダン(ワンカム)に乗っていたときは、GX71ワンカム用のオルタを使った事があります。(2008年12月参照)
ワンカム用をリビルド、アンペアアップできるかは、オルタに貼ってある品番を確認して、メーカーさんに問い合わせてみると良いですよ。
投稿: NOB@坂井 | 2020年10月23日 (金) 20時19分
そもそもワンカムとツインカムでちがうんですね・・・。ありがとうございます!
投稿: 51クレスタ | 2020年11月19日 (木) 15時25分
はじめまして、ブログ管理人様。
ギガウェーブと申します。
BS朝日で放送されている「昭和の車といつまでも」で取り上げられている昭和の車は、これまでのところ、1960年代から70年代にかけて製造・発売されていた車種のみであり、1980年代に製造・発売されていた車種が取り上げられていないのは、いったいどういうことでしょうか?
1980年代に製造・発売されていた車種も取り上げてほしい理由として、1980年代は自動車業界ではドアミラー時代の幕開けというべき年代であること、さらにはトヨタ・ソアラなど、デジタルメーターを装備した車種が相次いで発表されていること、などを挙げたいと思いますが、ブログ管理人様ならどう考えますか?
投稿: ギガウェーブ | 2020年12月18日 (金) 08時29分
ギガウェーブさま>ようこそいらっしゃいませ(*゚▽゚)ノ
初めまして、管理人の坂井と申します。
よろしくお願いいたします。
昭和の車といつまでも>
私も毎週見させて頂いておりますよ~。
たしかにおっしゃる通り、ハチマル系は取り上げられていませんね。
ここからは私の私的な発言ですので、ご了承下さい。
古い車を番組で取り上げる上で、やはり古ければ古いほど視聴者の関心を引けるという事ではないでしょうか。
「たまたまそうなった」と言われると私も何とも言えませんが、少なくともここまではハチマル系は出てませんから。
テレビという性質上、視聴者の関心をいかに惹くことができるかが全てですから、より古い車になってしまうのは仕方ないのかもしれません。
以前のブログでも私の想いを書いた事がありますが、ほんの少し前まではハチマル系は旧車扱いしてもらえなかった。
市場価値も無く、ただの古い車扱いでしたね。
それが今では雑誌ハチマルヒーローなど80年代の車もとても注目されるようになりました。
私としては、こんな時代が来るとは夢にも思ってませんでしたね~。
ギガウェーブさんの様に、ハチマル車を取り上げて欲しいと思って下さる方々が居るということが、非常に嬉しく思います。
おっしゃる通り、80年代は日本の自動車業界にとって劇的に変化、進化した年代です。
60年代、70年代とは違った、面白みが沢山です。
いつかハチマル系も取り上げてくれると嬉しいななんて、淡い期待を持って見てます。
投稿: NOB@坂井 | 2020年12月18日 (金) 20時44分